銀灰色の光景は水墨画の世界に誘う。
色という雑念がない分、そこにある有り様が逆によくわかる。


あとがき
これまで展開してきた一連の「寄り道シリーズ」は今回で完結とする。
種明かしをすると、これまで題材としてきた写真はフィールドレコーディング作品のカバージャケット用でボツとなったものを据えてきた。
それを元にして、あとから普遍的な哲学テーマを付けるという一種コンセプチュアル・アートに近い手法を採用してきた。
ということは、その哲学テーマの元を探せば一気にそのすべてを手に入れることができる。
それは諸氏にはぜひ本屋か図書館で探してもらいたい。

次回以降は違う形での対話を予定しているので、乞うご期待。