今回は、昨日の記事で出し惜しみした、自慢こそできないが使える機材を紹介する。
なお、ここで紹介する構成は、オヤネンのように 琵琶湖の波や水物の収録が多い人、あるいは MS 処理が必要な人 に向いたもので、一般的な用途では 不要な人には本当に不要 である。
機材はこちら ↓

elysia : xpressor
通常のコンプレッサーにおまけ機能が付随。
elysia : xmax
少し特殊なコンプレッサーにおまけ機能が付随。(注:アタック固定10ms)
両機種で使用する機能は主におまけ機能。
xpressor → Auto Fast
立ち上がりの速いインパルスのみを叩ける、もしくは潰せる。
ただし、設定の追い込みは必要。
xmax → lowmo, side gain, clip
低域のモノラル化、MS バランスの調整、リミッター。
DA/AD

Prism Sound : Lyra 2
音の出し入れはこれを使用。
in/out にリミッターを入れ、in 時にローカット。
このシステムは、パソコン側で MS/LR 変換だけを行えば、次のことを電気的信号にて処理することができる。
- インパルスの緩和
- 低域のモノラル化、望めば low と hi の調整
- MS バランスの調整
デメリットは、低域のカットによる位相の回転で、特定帯域の群遅延が発生すること。
これはスピーカーがフルレンジだとようやく嗅ぎ分けられるレベルで、リスナーはほぼ何も感じないだろうと思う。
エンジニアとしては、隙間風の帯域がやや不自然になると感じることが多い。
音の編集は「知覚」に対して異常に執着しているオヤネンだが、耳への入り音だけで判断しているわけではないと加えておきたい。
常に二種類のメーターを監視しながら、聴覚では拾いきれない事象も観察している。
メーターは次の通り。
FlUX : MiRA studio (ハードウェア・インプットで監視)
アナログ VU メーター


ITB(in the box = パソコン内)で行う作業とアナログ機器で扱う作業では扱うスケール(dB 比)が異なり、それらを含めて総合的にチェックもしている。
剣道と柔道併せて十段のようなよくいるただのフィールドレコーディング野郎でも構わないが、書道と華道も併せて都合十級の方が、単純に面白い。
ただ、それだけ。
